— メディアアート
AI生成と手の境界 — 二〇二六年五月の覚え書き
「手で作ったもの」と「機械が作ったもの」の境目を、自分の中ではどこに引いているのか。
これは制作上、避けてはいられない問いになってきた。
結論から書けば、いまの自分は「どちらでもいい」と考えている。ただしそれは「区別がない」のではなく、「区別はあるが、価値の優劣を意味しない」という意味だ。
AI による画像生成は、自分の制作の中ではむしろ「素材」に近い。木材や粘土と同じく、扱い方を知らなければ何にもならない。
ただし、生成された画像をそのまま展示する気には、いまのところなれない。それは技術への抵抗ではなく、自分の手を経ないものを、自分の名前で世に出すことへの違和感である。
— 終わり —